古民家同好会理事長 由良 智
福知山で生まれ、高校卒業まで福知山で育ちました。親が「自分の好きなことをやって、福知山はたまに親兄弟が集まる所にすれば良い」と言っていたので、帰郷する気は毛頭ありませんでした。
母親の介護が必要となったのをきっかけに帰郷するハメになり、跡継ぎを頼んでいた弟が急逝し、やむなく福知山に住み着くこととなりました。
今は、なんとか故郷に恩返しをしなければという意気込みでこの同好会を立ち上げ、他方、北近畿唯一の四年制大学である京都創成大学を盛り上げようと「炉端懇談会」に参加しています。
意に反して福知山に住むことになったのですが、帰郷してからの3年間はあっという間に過ぎ去り、極めて充実した日々を送っています。ストレスも無く快食、快眠、快便ですこぶる健康的です。これで経済的な裏づけがあれば、これ以上望むものはないでしょう。
今、切に思うことは、こんな良い生活を出来るだけ多くの人に経験してもらい移り住んで欲しいということと、私の親のように格好良いことは言わなくても良いので、「子供は子供で好きにやれば良い」なんて言ってないで、「お前必ず故郷を守れよ」という親が増えて欲しいということです。
そんな一言が、子供の気持を変えると思います。いずれにしても、第一次産業を切り捨てるようなことは、将来に禍根を残すことになるであろうと思う今日この頃です。